2012年3月25日日曜日

ワークショップ

ワークショップ

自分好みのほうじ茶を作ろう!!!

に、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
ワークショップの様子
お茶は唯一、農産物の中で加工が加わり商品となるものです。
大根やレタスのように畑で収穫されて、そのまま売れるものではありません。
まずは良質な葉っぱを作ることが大事ですが、そのお茶の可能性を生かせるかどうかが、加工の腕にかかわってきます。
お茶の加工は大きく分けて、生葉から荒茶まで加工する一次加工と、荒茶から製茶までする二次加工があります。
今回は、その二次加工で最も大切な焙煎作業(火入れ)をみんなでやってみました。
お茶の加工フローの説明
原料は、秋冬番茶と一番茶です。
市販されている焙じ茶は、低価格のためほとんどが番茶で作られています。しかし、番茶で作るよりも一番茶で作った方が、味があっておいしいので、高級な焙じ茶は一番茶で作られています。ちなみに当園のものは、一番茶で作っています(^^)

さてさてワークショップの流れですが、まずはじめに仕上げられる前のお茶。いわゆる荒茶は、基本的には出回らないので、お客さんにとっては初めて出会うお茶の形態です。
まず、荒茶を飲んでいただきました。
すごく生っぽい味です。フルーティーでもあります。

            今回の番茶原料は、特別に三年番茶の原料を使いました。 

次に、切断作業に入ります。
大きい茶葉と小さい茶葉が混在すると、小さい茶葉から焦げてしまう為、大きさが均一になるように整えます。
この作業、性格がメッチャでます!

包丁でカツカツコトコト。。。
お茶をカットしたら、次は焙煎です。
焙じ茶は、緑茶と炭の中間です。とっても難しいですよ。
いい匂いしてきたな~っって思って油断していると、焦げます。
微妙な火加減やタイミングがポイントです。

ただ、今回のワークショップはみんな上手かったな~♪
焙じ器に入る整えられたお茶
整えられ焙煎される前の状態を、「荒茶」ではなく「生仕上げ」と言います。火が入る前ってことです。
こんな感じで、焙煎します! 火傷に注意(xx)



振り振りフリフリ  ここが味を決めるポイント!

手が非常に疲れます。
みんな!自分に負けちゃダメ!!!
だんだん色が茶色っぽくなってきて、焙じ茶の出来上がり!
ん~いい香り♪お茶の香り成分は、ほとんどがアルコール成分のため気発してっちゃいます。
炒りたての香りは、焙煎した本人しか味わえません!!!
シュルシュルっと急須へ!

こっからが大切です!せっかくおいしく焙煎したお茶も、淹れ方でおいしくもまずくもなる。お茶は加工があるって言いましたけど、最後の工程はお茶を入れるところです!!!

まずは、湯を受けます。ここで湯量をはかり、湯温を下げます。





急須へ

注ぎます。
ここで豆知識!急須の蓋の穴の位置は、注ぎ口と同じ方向にするのが基本です!

お茶屋が、お茶の出来を判断するときにはスプーンで少量すくって味を吟味します。
今回はみんなも、お茶屋気分で♪

シュルシュルっと!

おいしいお茶が入ったら、おいしいお菓子と頂きましょう!
今回のお菓子は、イチゴ大福です。砂糖一切使わずに、甘酒の甘みでつくりあげたつぶつぶスイーツです。
最後に、映像で加工の現場を確認して終了です。
充実したワークショップだったと思います。
みんな楽しんでくれてよかったです。

これを見た人・・・やりたくなったでしょう?

また開催しますので、ぜひお越しを~★


2012年3月22日木曜日

SAKURA☆桜

もうすぐ桜の季節です。

もう国内で、早いところは開花したみたいです。

今年は寒いので、遅れてます。

向島園にも桜があります。

それは、桜ではなく「SAKURA」です。



画像が粗いぜ!

■ SAKURA(7132) ■

父・和光が、一度飲んでから虜になってしまった品種7132です。何日も何日も頼み込みに行って、父の熱意に負け譲っていただいた貴重な品種です。
その品種7132を、父が作り上げた究極の完全有機栽培一本仕立てで仕立てをし、素晴らしい茶木に成長しています。

この品種7132は、加工の際に少し萎凋(いちょう) させることによって、ほのかに桜もちのような香りが出てきます。その、桜のような香りがなんともいえずやさしい、桜のお茶‥SAKURA が出来ました。

* 萎凋(いちょう)とは、お茶っ葉の中にある酵素を利用し6時間くらい発酵させることです。


ってなお茶です。

先日のつぶつぶカフェさんで接茶の時にも、時期的にいいので淹れさせてもらいました。

桜見ながら 「SAKURA」のお茶飲む。

または

「SAKURA」飲みながら桜見る。

いやいや

桜の時期だから「SAKURA」飲む。

逆を突くと

「SAKURA」飲むから桜咲く。

みたいな!!!

何でもいいけんね。

期待を裏切らないこの味☆

ご賞味あれ(^^)

2012年3月15日木曜日

ワークショップ

明日から、早稲田のつぶつぶカフェさんで二日間ワークショップします。

内容は、お茶を焙煎してオリジナルほうじ茶を作ろうって内容です。

詳しくは、向島園HPチェック! http://www.mukoujimaen.jp/index.htm


お待ちしてます(^^)

ちなみに、18日と20日もつぶつぶさんで接茶してます。

ぜひ、お越し下さい。

2012年3月10日土曜日

組長

私、来年度町内会の組長やることになりました。

いそがしや〜

田舎の役は、しっかりした年間日程表みたいな引き継ぎがないので色々とこちらから聞かないと教えてくれないことばかりなので大変です。

トホホ・・

こういう付き合いが、田舎離れのひとつだと強く確信します。

みんないい人たちなんですがね〜

田舎のクセみたいなのが、時流にのってない。

そこをのらしてきたいと思います。

そんな中で、来年度の町内会長と副会長、会計を決める選挙が先日行われました。

選考役員として、一日中公民館に缶詰だったのですが

色んな角度から人を選任する作業がおもしろかったです。

今まで知らないうちにこんなように町内会が回っていたのかと感心しました。
(これから色々と知らないこと一杯勉強ですが・・・)



票の開票中

すげーベニヤ板で作ったオリジナル選挙台
選挙の規約からベニヤの選挙台まで、すべてここの地区の人が作り上げたんだからすげーなーと思いました。

地元、リスペクトかな(^^)

2012年3月6日火曜日

時間差

時間差ネタです。

ひな祭りの日に、嫁さんがちらし寿司作ってくれました。

うまかったー

画像がいまいちで残念!

時間差攻撃でした。

tsuiterukazuto

2012年3月2日金曜日

お茶の可能性

今回は、お茶の可能性についてひとつ紹介させて頂きます。

普段お茶は飲むものなんですが

元々は仙薬として日本に伝わってきました。

ってことは、薬効性があるってことです。


当園のお茶は、日本で唯一当園だけができる「一本仕立て」という、お茶の木にとってストレスフリーな栽培方法をしている為に、お茶の可能性が発揮されています。

一般のお茶に比べ、多いものでは十倍くらいも成分が多いんです!

素晴らしい!

だから、飲んでも最高なんですけど

その良さを化粧品や石けんなど生活日用品にもいかしたいということで製薬会社や化粧品会社なんかから連絡頂けます。

これが新たなお茶の可能性です。

よくよくお茶を利用した化粧品や石けんなんかありますが、そんなものとは比べ物のにならないくらい、当園のお茶のパワーはすごいんです。

一番は、粉で飲むことだけど
色んな楽しみ方もありよね〜(^^)

石けんを練る釜

充填するところ

ラベル貼付けます

こんな石けんあります。