2013年1月25日金曜日

温かいお茶 うまいな~

寒い。
ここ最近、寒いですね。
そんな時は、温かいものが欲しくなります。そう。お茶です。
お茶の中でも、ほうじ茶。香ばしく甘い向島園のほうじ茶は、今の時期に最も活躍します。
 
知ってました?
 
自称ですが。。。
 
 
最近、ほうじ茶を仕上げたので毎回のことですが紹介します。
 
茶色いお茶のほうじ茶は、もとは緑です。
当たり前って思う方いらっしゃると思いますが、まだまだ知らない方もいるのでこの辺から触ってきます。
 
原料の緑茶
一般的なほうじ茶原料は、番茶を使用しますが向島園では品質を重視するため、贅沢に新茶(一番茶)を使用します。これは、大変珍しいです。
だから、味・香が全然違うんですよね! かなりうまいっすよ(^^)

*三年番茶は、番茶を使用しています。

この緑の緑茶が、少しずつ釜の中に送られ焙煎させていきます。
この時の香がたまんなくいいです!
お茶の香りは、アルコール成分が多いため炒りたての香りは私だけのもの❤

炒りたての香りを体感したい方は、ワークショップにご参加ください。


釜に投入


グラグラ直火で焙煎します
 当園では、煎茶もほうじ茶 この直火の機械で焙煎します。今は時代が進み、遠赤外線発生装置付き焙煎機やマイクロ波乾燥機などありますが、昔ながらの直火にこだわっています!

特に、遠火の強火が最高です!


焙煎されました~熱いよ!

焙煎後は、トウミで余分な粉を除去します。
まぁ~余分じゃないんですけど、うまいお茶を作るために除去します。
この選別をがっちりやると雑味が減ります。
 
出来上がり ほうじ本茶

粉・ケバです。だめなわけじゃないですよ。。。

品質劣化しないようにすぐに広めて熱を冷まします。
 この空間、やばいっすよ!
何がって!?

か・お・り❤ 

 
ジャジャーンこんな感じ!

思い出してください。元の色は、こんな色です。
 おもしろい。
緑茶を焙煎すると、こうなるとは。。
って反応、待ってます♪

ワークショップでは、ヒャーヒャーみんな言います。

できたお茶の試飲

茶業界では、拝見といいます。(味・香・外観)

同じ条件で、お茶を拝見するため天秤で計ります。
もう、やっこさん(天秤)との付き合いも9年すよ。

きっちり3g!

なんかいい写真だ


向島園の拝見場

最後の一滴まで絞りだします。その一滴が、うまいらしいよ(^^)

じっくり見て!茶殻です。

うまいよ。
 この白い茶碗は、拝見茶碗といってお茶の拝見用です。お茶の良し悪しわかりやすいです。

スプーン入り拝見茶碗

 拝見してお茶の味を確認するときは、スプーンで試飲します。
香を嗅ぐときは、茶葉を直接湯につけ網で茶葉をすくって香をかぎます。


今回は、ほうじ茶の仕上げドキュメンタリーでした。
なるほどって感じたら、ご賞味ください。


 

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