2014年8月16日土曜日

お茶に捨てるところ無し

ここ三日ばかし、番棒を仕上げています。

番棒=番茶の棒です。
枝じゃないですよ(^^)

皆さんおなじみのくき茶は、棒のもっと柔らかいところ。

硬い順に言うと

棒→茎  

みたいな感じです。

番棒も皮をむけば、白い棒になり一般消費者には見た目では、このお茶の原型が、茎なのか番棒なのか分からなくなるくらい、お茶は加工によって化けます。そのため、お茶の名称の呼び方はホントにたくさんあります。

例えば、茎茶のことをかりがねやしらおれなどなど、その地方の方言も入るので、自分自身も時々初めて聞く呼び名もあります。大抵は、みんなのオリジナルです。

お茶を仕上げていて思うのは、一物なので当たり前かもしれませんが葉を煎じても茎を煎じても棒を煎じても、共通した味 「茶」の味がします。これこそが本当の茶の味なのかもしれません。
試しに枝を噛んでみたんですが、するんですよねその味が!!

今度は、根っこを食べてみたいと思います。

グルメでしょうか?(^^)


この棒茶は、今回はドイツに送ります。
ドイツに送られそこからEU諸国に転売されると思います。
ドイツ自体の茶の消費量は知れてるのですが、なんでか扱い量はすごい国なんです。
茶の斡旋国です!

普段、普通の煎茶を飲まれている方はこんな棒どうやって飲むんだ?
旨いのか?

って思うかもしれませんが、普通に飲めて美味しいです。

そして、体にいいんです!!

ともかく、日本食は素晴らしいんですが、それを知り実践しているのは海外です。
で、日本はいつも海外ではやると逆輸入してやりだすんです。
もとは日本の文化なのに・・・

お茶もその風潮が強く、本当に体に機能的なお茶は「番茶や番棒」だということを海外の方は知ってるんです。(もちろん購入価格の魅力もありますが)

皆さんも、夏バテ対策に番茶はいかがですか?

http://www.mukoujimaen.jp/04chumon/04_shohin3.htm

ぼー

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