J-GAP認証とは、以下のような内容です。
(原田製茶さんのHPより)
とまあこんな認証です。
すでに向島園は、有機認証を取得していますし、農薬も使用していないのでこの認証を取得することは全く難しくありません。
今回、お客様との打ち合わせで面白かったのが、そのAなんとかかんとか認証というものです。
この認証は、まだ公開されていなく、来年からスタートです。内容としては、労働者の保護です。
近年、世界は今まで以上にグローバル社会になってきました。
コーヒー豆などでは有名ですが、海外では児童労働が深刻な問題になっています。
その為、そういったことをなくすために世界基準の就業規則的なものの認証です。
労働環境が整備されれば、場の雰囲気が良くなります。作りものは人を表すので、場の雰囲気が良くなれば、自然とお茶もよくなります。
何かを取得するということは、非常に労力がかかりますが、またお茶にも人にもいい環境に上がれるのは最高です。
ただ、打ち合わせ中に良いんだか悪いんだかと思ったのが、この制度は来年からスタートなので今までの実績が全くない初年度を来年迎えるということです。グローバルな認証制度は、世界基準があり、その基準にのっとり何年か実績を作ることによってその国の環境に沿った認証内容に少しずつ変化していきます。
例えば、有機の認証で言うと、農薬を使っている茶園と使ってない茶園の間は世界基準では8メートル以上あけることが一般的です。しかし日本は、認証制度が始った時はそれに厳格でしたが、年々実績がつくにつれ、少ない国土の日本の中で大きな国土の外国基準では、日本国の農業に順応しないと判断し、今では1~8メートルです。
これも良いんだか悪いんだかですが・・・僕は、あまり歓迎しませんが。。。
話戻します。
なので、Aなんとかかんとかという認証も、初年度は超マニュアル通りだということです。
そこで笑った話が、その認証では15歳以下の児童労働は禁止です。
フムフム。そこまでは分かります。
ここからが面白いやり取り。
お客 「社長の息子さんおいくつですか?」
自分 「4歳です。」
お客 「お茶のお手伝いしますか?」
自分 「します。手伝い大好きです。」
お客 「検査員は、従業員だけでなく家族全員にも聞き取り調査をします。その時に、お子さんにお茶の手伝いしますか?と聞かれて、お子さんがすると言ったら児童労働と判断されてアウトです。」
自分 「え~~~~!!!!」
みたいな。
笑っちゃいますよね。
でも、それだけ海外の児童労働は想像以上に問題になっているんだなと感じました。
上記の点は、早く順応してほしいです。
ともかく、前に前に進歩します!
児童労働?? |
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