2011年10月31日月曜日

歩き方

今、向島園では乗用摘採機(以下、乗用と言います。)という機械を導入しようと考えています。


これが、乗用です。左右のキャタピラがお茶の畝間を通り、中の刃が新芽を刈り取ります。



乗用は、お茶を収穫するときの刈り取り作業を機械に乗りながら行う機械です。

昔はお茶は手摘みでした。

茶摘み作業

そこから手鋏刈りになり、一人刈り機になり(動力はモーター及びエンジン)


二人刈り
 今、向島園が使用している二人刈り摘採機になりました。


最初の手摘みの作業効率に比べれば、今の二人刈りでも十分すぎるほどの効率です。

でも、今は機械化社会。

効率を追い求めます。

収穫作業にとどまらず、加工やパッキング、販売までもがオートメーション化されている現代です。

この機械化は、何なんでしょうか?


イッツオートマチック

特に最近の食品大型工場は、機械化して人間が必要なくなり

製品に魂が宿っていない気がします。。。

僕は、機械化には二つの導入理由、もしくは哲学があると思います。

一つ目は、今あるものを もしくは現状を

よりポジティブ且つクリエイティブにすること!

いわゆる職人タイプ!

香りをチェックする職人

二つ目は、今あるもの 現状を

最低ラインとして増産など効率化し利益をだすこと!

いわゆる経営者タイプ!

講演終了後の経営者

どちらも、大切な方法だと思います。

ただ、僕は絶対的に職人タイプの道を歩きたいですね。


職人によって仕上げられた茶葉(ほうじ茶)

それは、最低限度の経営さえしていれば

日々の仕事ができる事が給料みたいなもんだからです。

こんなに幸せな事はありません。

だって人間は、人生の大半働いてるんだから!

仕事って生き方ですよね。

そんな仕事に就けてるって、

幸せだな〜って改めて感じました。

感謝!感謝!

そして、それをさせてくれているお客さんをはじめ

すべてに感謝!

最高の愛を持って

お茶とともに送らせていただきます。

美しすぎる新芽


あーあーそう言えば

向島園に乗用導入の件ですが

乗用はかなり高精度な刈り取りや剪定ができるので

製品の質が上がります。

その他もろもろ良いところあるんで

導入考えて行きたいです。

もちろんデメリットもありますが

メリットの方がデカインです。

ここらへんの兼ね合いがしびれます。

もっと詳しく書きたいんですが

そろそろ肩が痛いので、続きはまた今度♡

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